はじめまして。まなぶ鍼灸整骨院 院長の樋口睦です。
私は、今までにいろいろな手技、物理療法を勉強して参りました。自分の技術、治療の成果、患者さんの反応などさまざまなものに目を向けながらこの世界に携わり15余年が経ちました。 しかし、術者の経験や勘に頼った治療では治療効果自体に限界があり、良かれと思い行っている施術がじつはからだに悪影響を及ぼしているとしたら…。と、そんな考えを持ったときに現在の施術方法バイタルリアクトセラピーにたどり着きました。
このバイタルリアクトセラピーは、東京、神奈川では数件しか行っていない施術法となります。長年のつらい症状にお悩みの方は、是非一度来院ください。
子供の頃よりスポーツが大好きで高校2年生の頃よりスポーツ関係の仕事に就こうと考える。
バイタルリアクトセラピー協会 所属
ピアースリザルツシステム
プラクティショナーズ
Tamagawa Training Camp
メディカルスタッフ
勤務していた頃に来院される患者さんは肩や首、膝や腰などの痛みを訴える方が多く見受けられました。また関節や筋肉の痛みのみならず医療機関での検査では分からない症状を訴える患者さんもいました。この頃は低周波や温罨法(温める)、手技、鍼などで対応していましたがこのような手技ではなかなか症状の改善しない患者さんがいたのも記憶に新しいところです。
ではなぜ改善しないのでしょうか?
以前勤務先で院長を務めている時に施術していた患者さんがいらっしゃいました。施術は週に2回から3回、主に温罨法(温める)、電気治療、マッサージがメインでした。鍼も月に3、4回程度、標準的な太さをメインに症状のある患部のみに刺鍼(鍼を刺すこと)していました。ある日、息抜きに温泉旅行に行くということで1週間ほど来院されませんでした。すると1週間も経たないうちに電話があり出先で転倒し、右手首、右肋骨、右足首を骨折してしまったという連絡をいただきました。整形外科で画像診断を受けながら当院でも機能回復に尽力しましたがこの頃よりからだがどんどん悪くなるのを実感しました。
最初は何にも感じなかった鍼の太さも細くしなければ刺せなくなり、ついに一番細い鍼でも刺せなくなりました。マッサージも全身を掌で擦っているだけでちょっと痛いという状態になっていました。外出も減り、痛みや医療機関での検査では分からない症状も増えその症状に対する薬も10種類前後になり、通院回数も最後の方は週に4、5回通院する状態が2年程続いていました。
この時私自身『これは確実に施術によって悪くなっている』という感覚がありました。次第に悪くなる患者さんに私は『通院せずに自宅で休んだ方が良いのでは?』という提案をしました。その提案には応じてもらえませんでした。そこで職場の後輩より聞いた施術が良いのではと思いお勧めしたところ快く引き受けていただき知り合いの先生に施術してもらいました。
最初は何も感じなかったようですが2ヶ月程で薬を飲まなくて済むようになり、3ヶ月程で鍼やマッサージをしなくても普通に生活し、引退を考えていた三味線も精力的にこなすようになりました。半年を過ぎると転倒する前の状態以上に元気になりお食事会や旅行にも行かれる程元気になりました。この出来事をきっかけに現在行っている施術バイタルリアクトセラピーを勉強し始め開業に至りました。
当院には肩の痛み、腰痛、膝の痛みなど外科的な症状に加え、うつ病や睡眠障害、からだの冷えなどの内科的な問題に悩んでいる方も多くいます。そのほとんどの方が『先生、この症状は治りますか?』と聞いてきます。ですが『症状が無いから治った』わけではありません。病院でも血糖値が300あって症状がない患者さんと血糖値が100しかないけど不調を訴える患者さんとどちらを優先して治療するでしょうか? この時に基準になるのは科学的な検査です。当院ではすべての患者さんに提携医療機関での検査を受けていただいてから本格的な施術を開始します。
科学的な検査からは『どこが悪いのか?』『どのように施術していくのか?』『施術の効果を証明する』といったことがわかります。実際当院では15人の方が再検査の依頼で癌や脳梗塞、脳腫瘍、脳出血などの命に関わる病名を分からないまま来院されています。そのなかの4名の方は残念ながら命を救うことができませんでした。1人は『症状が非常に良くなった』と言って再検査に応じず、再度不調を訴えた時には胆道癌の末期でした。もう1人も医療機関の検査で異常を指摘されていましたが忙しいのを理由に再検査を怠り、腹部大動脈瘤破裂により亡くなりました。もう1人は乳癌を元々患っていましたが薬で抑えているとのことでしたが、こちらの施術で効果が無く検査をしても変化が無いので病院を転院してもらったところ乳癌以外にも肺、肝臓に転移しており亡くなりました。このように症状だけに主眼を置くと取り返しのつかないことが起こることも考えなければなりません。
このような事態を防ぐため、新患の方は、症状・からだの状態の説明と施術に2時間程お時間をいただいております。お時間に余裕をもってお越しください。