なかなか改善しない腰痛・・・実は「脳」と「自律神経」が原因かも?
こんにちは!
「何をやっても腰痛がよくならない…」
そんなお悩み、ありませんか?
実は近年、腰痛の原因が「筋肉や骨」だけでなく
脳や自律神経の働きと深く関わっていることが
医学的にも明らかになってきています。
今回は、慢性的な腰痛に悩む方に向けて
「脳」と「自律神経」という新しい視点から
改善のヒントをお届けします。
◾️原因は腰じゃなかった!?「脳の誤作動」で起きる腰痛とは
まず注目されているのが
脳のDLPFC(背外側前頭前野)
という部分です。
この領域は
「痛みをどう感じるか」
「どう対処するか」
をコントロールしており
慢性腰痛の患者さんでは
このDLPFCの働きが低下している
ことが分かっています。
つまり
実際には身体に大きな問題がないのに
脳が“痛い”と感じてしまっている状態。
これが
病院で「異常なし」と言われても腰痛が続く
一つの理由です。
◾️5月に増える腰痛、その裏には“自律神経の乱れ”
次に見逃せないのが、自律神経のバランスの乱れです。
自律神経は、呼吸や血流、内臓の働きなどを無意識に調整する大切なシステム。
実は、
腰痛と自律神経の関係性を示す研究も数多く発表されており
心拍の変動が少ない人ほど腰痛が長引きやすい
ことが分かっています。
そして特に注意したいのが「5月」
気温の寒暖差
生活リズムの変化
新年度の疲れ…
これらが重なることで
自律神経は1年で最も乱れやすくなる時期
です。
この時期に
「なんだか腰が重い」
「痛みがぶり返した」
「突然ぎっくり腰になった」
という方は、まさに
自律神経の乱れが原因となっている可能性
があるのです。
◾️痛み止めやマッサージだけでは改善しない理由
「痛み止めを飲んでも効かない」
「整体やマッサージでもすぐ戻る」
こういった声はとても多く聞かれます。
それもそのはず
腰痛の原因が脳や自律神経にある場合
表面的な対処では根本改善に至らないのです。
たとえば、最新の研究では
DLPFCの働きを改善する認知行動療法(CBT)が有効とされています。
◾️あなたの腰痛、本当の原因を見直しませんか?
腰痛が慢性化している
病院では「異常なし」と言われた
痛み止めやマッサージで改善しない
5月に入ってから痛みが強くなった
これらに心当たりがある方は
脳と自律神経のバランスという視点
から、今の状態を見直してみてください。
あなたの腰痛の本当の原因は
「腰」ではなく「脳」と「神経」にあるかもしれません。
正しいアプローチで、症状は必ず変わります。